2010年11月18日木曜日

12/24(金) 応援ライブ!@京都


12月に、劇団態変を応援するライブをやります!
今回のライブの収益はすべて、劇団態変の韓国公演へのカンパとなります。
皆様の参加を心よりお待ちしています。


〜劇団態変【韓国公演】応援ライヴ〜
   百年に舞う、百年を歌う

日時:12月24日(金)18:30開場 19:00開演 21:00終演

出演:パギやん(趙 博)
   金 君姫
   朴根鐘
   はるまきちまき
    ※サプライズゲストを予定しています。

会場:京都府立文化芸術会館
 〒602-0858 京都市上京区河原町通広小路下ル
 TEL 075-222-1046/FAX 075-211-2013

チケット:
 一 般 ¥3,000(ペアチケット ¥5,000)
 学 生 ¥2,500(ペアチケット ¥4,000)
 ※中学生以下は無料です。

【チケット申込】
企画・出版 黄土 http://fanto.org「スケジュール欄」からお申し込みください。
☆ チケットと振込用紙をお送りいたします。
☆ 当日窓口での精算をご希望の方はその旨お伝えください。

    劇団態変の韓国公演を共に実現する会 

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             口 上

 「○○生誕××周年」等という、単なる歳月の"区切り"と無意味な"記念"をウリにするつもりは毛頭ありませんが、今年が「大逆事件と日韓併合100年」「日本の敗戦65年」「日米安保条約50年」「沖縄少女暴行事件・地下鉄サリン事件・阪神淡路大震災15年」等々、様々な節目の年だということを肝に銘じたいのです。そして「100年目の年末」に私たちが集う意味を、様々に思い巡らせてみたいのです。
 来年の韓国公演に向けて「劇団態変」とその協力者は、昨年大阪の公演で好評を得た『ファン・ウンド潜伏記』をひっさげ、「日韓併合百年目」の今年初頭から入念に準備をすすめてきました。ソウルや固城[コソン]では「来年3月のことを今から準備するのですか…?」と驚きや冷笑に近い対応を受けもしましたが、ともかくも、暗中模索と試行錯誤、ありとあらゆる「脈と手」を尽くしながら、"粘りと根性"(言い換えれば金満里の強靱な信念と徹底した強引さ…)で、公演日程が現実化するにまでに至ったわけです。
 世はまさに「韓流ブーム」、人と物の「日韓交流」は一昔前とは比べものにならないほど旺盛で多様化しています。そんな時代だからこそ、私たちは、もっと・もっと深い触れあいと、根源的な人間の出会いを求めたいのです。私たちが好むと好まざるとに係わらず、韓国では「障害と在日」という位相がクローズアップされるに違いありません。しかし、目指すべきは「障害者アート」でも「在日の切り売り」でもありません。「美醜の固定観念を覆す前衛芸術」が、今、百年の時空を越えて玄界灘を渡ろうとしているのです。
 演じるのは劇団員と韓国に住む「障害者エキストラ」ですが、送り出すのは<あなた>です。そう、あなたも共演者になってください!寒い京都で、お会いしましょう。
                               (文責:趙 博)

『ファン・ウンド潜伏記』について
1901年慶尚南道固城で生まれた実在の人物・ファン・ウンド(黄熊度)を主人公とした、一代記。ファン・ウンドは若くして郷里に教育と産業をもたらし、また、独立運動の闘士として民族の誇りをかけて激しく闘う。しかし日本政府の厳しい弾圧から命の危険に晒され、出国を余儀なくされる。潜伏の地となった日本では、韓国古典芸能一座のプロデューサーとして、在日僑胞、さらには日本人へもメッセージを送り、勇気を与え続けた。それは言葉による主義主張よりも深く静かに、しかし激しく、人々の心にしみ込んでいく。
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作・演出:金満里/出演:小泉ゆうすけ、上月陽平、下村雅哉、福森慶之介、他エキストラ出演者多数/特別出演:金君姫/創作パンソリ・音楽監督:趙博/楽曲補助:朴根鐘

*12/19追記
本日の毎日新聞京都版に、ライブの参加呼びかけを中心に、韓国公演プロジェクトのことが掲載されました!
紙面1/4ほどの大きな記事で、パギさんの写真も目立っています!
『ライブ:日韓交流、深化へ 「劇団態変」公演応援--24日・上京 /京都』
全文はこちら → 





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